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紅梅記


蘇州京劇団、胡芝風主演。田仲一成撮影、香港、1981年



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 南宋の書生、裴禹、友人の郭謹、李素らと西湖に遊ぶ。たまたま、宰相賈似道も妾の歌妓たちを引き連れて、湖上に舟を浮かべていた。裴たちは、断橋にたたずんでいたが、舟上の歌妓の一人、李慧娘が裴禹の姿を見て、その容姿を賛美した。これを見た賈似道は、嫉妬の余り逆上して、帰るとすぐに李慧娘を殺す。このころ、盧指揮使の未亡人、崔氏は、娘昭容とともに湖畔に住み、紅梅閣で梅を賞していた。昭容は、垣根の外を通りかかった裴禹を見て、紅梅の枝を折って贈る。盧邸は、賈似道の邸に隣接しており、賈は昭容の美貌を見て、妾にしようと思い、崔氏のもとに使いを出す。崔氏は、断ろうとして策に窮していたところ、裴禹がたまたま昭容を訪れてきたので、急遽、娘を裴禹と結婚させる。賈似道は怒り、裴禹をおびき寄せて監禁する。李慧娘の幽霊が現われて、裴禹と密会し、半年に及ぶ。賈似道は、腹心を遣わして裴禹を刺殺させようとしたが、慧娘の幽霊がこれを防ぎ、脱出させる。賈似道は、妾達が逃がしたと疑い、拷問する。すると、慧娘の幽霊が現われて、賈似道を非難し、恐怖に陥れる。この間に昭容母子は、夜逃げして、揚州の叔母曹氏に身を寄せる。その子の曹悦は、昭容を娶ろうとするが、崔氏は、応ぜず、都の臨安に行かせて様子を探らせる。曹悦は都に行き、勝手に盧邸を売り払い、裴禹に遭うと、昭容が別人に嫁いだと嘘を言う。この時、元の兵が襄陽を攻め陥し、都に危機が迫る。賈似道は遊楽にふけり、弾劾を受けて、高州に左遷され、漳州の木綿庵で鄭虎臣に誅殺される。裴禹、郭謹は科挙に合格し、裴禹は揚州に昭容を探しに往く。昭容は、曹悦に結婚を強要されるのを恐れ、女道士になって修行する。裴禹とめぐり遇い、密会しているところを曹悦に見つかり、訴えられるが、県令は裴禹の親友、李素だったため、ひそかに昭容母子を臨安に逃がし、裴禹と結婚させる。