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湖南湘西目連戯

(1989年10月 田仲一成撮影)

1989年10月、湖南省西部の懐化市で上演された辰河腔目連戯の一部、望郷台の場。

撮影者は田仲一成。劉氏が鬼に拘引され、地獄に赴く途中、故郷の様子を望見できる「望郷台」に上る。

ここから、息子の羅卜や忠僕の益利など、傅家の親族が劉氏の位牌を先頭に、葬儀の隊列を組んで遊行しているさまが目に入る。

劉氏が懐かしさの余り、さらに見つづけようようと、突然、黒雲が台地を覆い隠し、見えなくなる。劉氏は慨嘆する。

1989年10月,在湖南省西邊的懷化市演出辰河腔目連戯,其極小一部分,即《望郷臺》的演出,其録像由田仲一成拍攝過。劉氏被鬼卒拘引,押解到地獄之内,經過望郷臺,這裏可以看到家郷。劉氏上臺看得見,羅卜和益利等家屬們都穿上白衣,奉持劉氏牌位做游行。劉氏想念之餘,希望更一層詳細地看下去,不過,届時黑雲涌起來,覆蔽臺前,不譲劉氏看到底。劉氏嘆息不已。

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