データベース → 中国祭祀演劇関係動画トップ → 

再生紅梅記

(1979年12月 田仲一成撮影)

 銭塘の裴禹 は西湖に遊び、宰相賈似道の妾、李慧娘とめぐり会って互いに惹かれ、手を取り合って湖畔を歩む。賈似道は怒り、慧娘を殺し、その棺を紅梅閣に留め置く。退職した総兵、盧某は、落ちぶれて、繍谷に小さな店を開いていた。その娘の昭容は、美貌で、慧娘に似ていた。賈似道は、慧娘の身替りに昭容を妾にしようと企む。父親は拒もうとするが、策に窮する。裴禹は、昭容に発狂を装って賈の魔手から逃れる策を授ける。しかし、賈の邸に拉致された昭容が発狂した振りをすると、賈似道は、これを偽装と見破る。わざと昭容を釈放して、裴禹をおびき出し、これを捕えて邸に幽閉する。そこは、慧娘の棺の置いてある紅梅閣であった。夜、慧娘の魂が現れ、二人は結ばれる。昭容の父親は、賈似道が再び、娘を奪いに来ることを恐れ、娘を連れて揚州に逃れる。賈似道は、紅梅閣に幽閉した裴禹を殺そうとして部下を派遣するが、慧娘の亡霊が出て、これを防ぎ、裴禹を逃がす。賈似道は、妾たちが逃がしたと疑い、妾たちを責める。そこへ慧娘の亡霊が現れて 弁護した上、脱出した昭容に追いつかせるために、冥界から裴禹を守護して揚州まで送ってゆく。昭容が裴禹を思って焦がれ死にしたその日に、二人は揚州にたどり着く。慧娘は、昭容の死体を借りて還魂し、遂に裴禹と結婚する。



再生紅梅記1/4  (↓クリックしてスタート)

再生紅梅記2/4  (↓クリックしてスタート)

再生紅梅記3/4  (↓クリックしてスタート)

  再生紅梅記4/4  (↓クリックしてスタート)