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李三娘は、放浪の豪傑、劉知遠を婿に迎える。しかし、劉知遠は、兄李洪義夫婦との不和に耐えか
ねて、家を去る。懐妊していた李三娘は、兄李夫婦の虐待に耐え、石臼小屋で男子を分娩する。臍の緒
を切る鋏がなく、自らの歯でかみ切って出産する。これにちなんで、その子を咬臍郎と命名する。李三
娘は、兄夫婦がこの子を殺すことを恐れ、家僕の竇老人に頼んで夫のもとに届けさせる。十八年の歳月
が過ぎ、その間、李三娘は、忍従の日を送り、井戸の水を汲む重労働をしている。一方、十八歳となっ
た咬臍郎は、部下を連れて狩りに出て、白兎を射る。矢が刺さったまま逃げる白兎を追ってきた咬臍郎
は、井戸端で水をくむ婦人に会う。言葉を交わすうちに、次第に母であることがわかり、遂に母子団円
に至る。
江湖好漢劉知遠入贅於李家,跟女兒三娘為夫婦。但長子洪義歧視知遠,知遠不甘其惡意,獨自離家而去。
懷孕的三娘被洪義夫婦酷使,磨房之中臨盆。但嫂嫂沒有給她打斷肚臍之緒,就不得不用自己的牙齒打斷而產
下兒子,就命名為咬郎。三娘害怕兄嫂加害兒子,拜託家僕竇老將兒子送到軍營之中的劉知遠之處,自己仍然
忍耐兄嫂虐待。十八年的歲月過去,三娘在井邊打水。屆時已經長大到十八歲的咬臍郎率領部下郊外打獵,
射向一匹白兔,矢射中而白兔逃跑,追趕白兔的咬臍郎碰上井邊打水的婦人。二人彼此交談之間,咬臍郎終於
知道她為母親。遂於導致大團圓。
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