崔鳴鳳

1979年農曆8月16日,竹園潮僑盂蘭勝會。玉梨春潮劇團。 田仲一成 撮影



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 唐の宣宗年間、貴州は大日照りに見舞われ、食に窮した書生の崔鳴鳳は、母と双子の妹を連れて、一家をあげて貴州を脱出し、雲南の親戚に身を寄せた。旅館の主人の好意で、岳父の岳忠を頼ったが、岳忠は、鳴鳳の貧窮を嫌い、婚約を裏切り、鳴鳳に無実の罪を着せて、牢獄に送った。岳忠の娘、芝荊は、義を重んじ、夜に紛れて監獄を訪ね、婚約を守る決意を伝える。崔鳴鳳の妹、梅枝は兄の難を聞き、夜、監獄を訪ね、双子の身で顔が似ているのを幸い、兄の身代わりになる。鳴鳳は、虎口を脱し、科挙の試験を受けに京に上る。梅枝は、兄、鳴鳳の身代わりとして、辺境に流される。途中、岳忠に買収された護送役人が梅枝を殺そうとするが、侠士の首領、高徳尊の一隊に救われ、義兄弟の契りを結び、雷音寺に住む。護送役人は、雲南に逃げ帰り、岳忠に鳴鳳を殺害した旨、偽りの報告をする。娘の芝荊は、これを聞いて父を叱責し、家を離れる。岳忠は、怒りのあまり、死に至る。芝荊は、悲憤に耐えず、大河に身を投じるが、通りかかった駅丞の船に救われる。
 崔鳴鳳は、都に上って試験を受け、状元で合格する。奸相の程封に婿になるように勧められるが、妻の芝荊を思い、また程封の奸悪を嫌って、これを拒否する。程封はこれに意を含み、失踪して16年になる太子を探し出す役を命ずるよう、宣宗に上奏し、勅許を得る。鳴鳳は、抗うすべなく、この難題に苦しむ。幸い、善良な戴蒼の手引きで、狂人を装って獄中にいる太子太保、魏延玲に会う。延玲は、鳴鳳の人物が信頼に足ると見て、一緒に昼夜兼行で峨眉山に赴き、太子の行方を探す。ここでもまた、程封の私兵の襲撃を受けるが、幸い、通りかかった高徳尊と梅枝の侠士の一隊に救われる。鳴鳳、梅枝の兄妹は、ここで再会を果たす。二人は雷音寺に赴き、長老の法明から、高徳尊こそ、失踪した太子李月華である旨を告げられる。一同はそろって朝廷に帰る旅路に着くが、途中の駅亭で、鳴鳳は、芝荊に巡り合い、夫妻は再会を果たす。程封は反乱を起こし、殿上の宣宗に退位を逼るが、鳴鳳と太子が駆けつけ、悪人を処断して恨みを雪ぐ。善人は、殿上にて封爵を受け、鳴鳳と芝荊、梅枝と太子は、皇帝の媒酌で、結婚し、団円となる。

 唐宣宗年間,貴州大旱,書生崔鳴鳳,攜母帶妹,舉家逃荒,雲南投親。蒙店家仗義指引,如願尋得岳父岳忠,誰知岳忠重富欺貧,悖義悔婚,鳴鳳怒斥岳忠不仁不義,岳忠加禍陷害,鳴鳳含冤入獄.
 岳女芝荊深情重義,夤夜探監,表心明志。崔妹梅枝,聞兄遭難,也夤夜探索監,梅枝毅然代兄坐牢。二人孽生,面貌酷似。鳴鳳得脫虎口,遂上京赴考。
 梅枝頂替鳴鳳之名,挑枷發配邊疆,押解途中。解差受岳忠買通,要將梅枝處死,幸蒙義士高德尊相救,並締結金蘭。同上雷音寺居住。
 解差逃回雲南,騙說已將鳴鳳處死。芝荊聞耗,怒斥其父,憤然離家,岳忠氣死。芝荊滿腔悲憤,投江殉情。巧遇驛丞乘船過江,被他相救。
 崔鳴鳳上京赴考,得中狀元。孰料奸相程封,看中鳴鳳高才,要將其招為女婿。鳴鳳感于芝荊厚意,又看穿程相奸惡,執意拒婚。程封上朝妄奏,令鳴鳳尋回失踪16年至太子,宣宗思子心切,旋即準奏。鳴鳳無力抗爭,暗自叫苦。幸忠良戴蒼指引,暗訪落獄裝瘋之太子太保魏延玲。延玲見鳴鳳可賴,遂星夜一共起程,往峨嵋尋覓。又遭程封家兵截殺,幸逢德尊與梅枝練武路過,殺退程勇一眾,鳴鳳與妹妹相逢。二人上雷音寺。會晤法明長老,方知高德尊便是當年失踪太子李月華,於是一同回朝,夜宿驛館,鳴鳳又巧遇芝荊,夫妻幸會。程封,帶兵上殿,逼宣宗下位,危急關頭,鳴鳳與太子及時趕到,除奸雪恨。一眾忠良,殿前受封。鳴鳳與芝荊,太子與梅枝御賜完婚。