データベース → 中国祭祀演劇関係動画トップ → 

潮州劇(潮劇)

洛水神仙

(昇芸潮劇団、1981年8月)
1981年農曆七月初三日、 香港新九龍東頭村潮僑中元祭祀にて上演、 田仲一成撮影


↑クリックしてスタート
(別ウインドウ)



↑クリックしてスタート
(別ウインドウ)



↑クリックしてスタート
(別ウインドウ)



 宓妃は、曹操が征服した亡国の王妃で、都に連れてこられてから、曹操の末子、曹植と親しくなる。曹操も丕、彰、植、態の四子のうち、もっとも才能のある曹植を後継者と考え、曹植も宓妃も与えようと考えたが、兵部尚書が娘を植に献じたため、その隙に曹丕が宓妃を娶ってしまう。植は、自暴自棄に陥り、才能も発揮できなくなった。これを見た曹操は、当初、植に譲るつもりだった王位を長子の曹丕に譲る。権力を得た曹丕は、弟の彰、態を殺し、植を臨淄王に左遷する。さらに植が謀反をたくらんでいるという口実を設け、都に呼び出して、殺害を図る。宓妃は、曹丕の意図を知り、植の身を案じて、植を激励したおかげで、植の霊感がよみがえる。曹丕は、植が失意のあまり,文才も発揮できなくなっているのを見こし、七歩あるくうちに詩を作るように命じる。宓妃の激励に霊感を取り戻していた植は、みごとな詩を詠む。曹丕は、諸侯の前で植に恥をかかせた上、殺そうと思っていたのが、当てが外れ、植を安都侯に封じる。宓妃は、植の身を案じ、曹丕を面罵して、洛水に身を投じる。植は、臨淄に還る途中、夢の中で洛神に会う。その姿や声は、宓妃とそっくりだった。

 宓妃為地方豪族的貴妃,曹操打敗該族,帶她到首都。曹植愛慕宓妃。曹操認為;丕、彰、植、態等四之子之中,植之文才最為突出,故有意讓大權於植,也將宓妃配於他。兵部尚書將女兒向曹植奉上為妃,植不願接,但躊躇之間,長子曹丕冒昧娶得宓妃。植極為失望,自暴自棄,文才因此萎縮。曹操見之,預先願望付託大權於植的意思卻翻過來,而付之於丕。丕登基後,極為冷酷,殺死彰、態二弟,而貶植為臨淄王,又懷疑他有謀叛之計,叫喚他到首都,欲誅殺之。宓妃察知丕意,秘密與植相會,激勵他奮志。丕見到植已喪志、不能發揮文才,企圖讓他丟臉於諸侯之前,從而殺之,要求他走七步之間,作五言詩。植預先被宓妃激勵而興起靈感,立刻歌詠五言詩,丕不得不放棄殺他的計劃,封他為安都侯。宓妃罵丕之無情,投身洛水而死。植回歸臨淄,途中夢見洛水神女,其音容酷似宓妃。