潮州劇
三闖宮
田仲一成撮影;1980年農暦八月三十一日、香港沙田潮僑盂蘭勝会にて、韓江潮劇団上演



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 明代、金陵の儒士、薛宗秀は、一人娘の薛梅を連れて、鎮江に赴き、書を教えて生活。 娘の梅は、書生の毛子佩と婚約していた。ちょうど正徳帝が美人を集めていたときで、薛宗秀が梅を連れて故郷の南京に帰る途中、兵に囲まれ、薛宗秀は殺され、梅は連行されて、後宮に入れられる。 毛子佩は、薛梅親子の音信がつかめないまま、一年が過ぎる。 ここで、毛子佩は、父、毛龍の命により、読書のため、京にのぼる。元宵の町に出て、ふと薛梅の弾く琴の音を聞く。 そこで洞簫を取り出してこれに和した。その音は、鳳楼で琴を奏でていた薛梅と張書昭の耳に届く。 張は旅芸人であったが、薛梅と義姉妹の契りを結んでいた。すぐに張の案内で楼台の下に招きよせたが、張が傍にいるため、お互いに名乗ることができない。 そこへ正徳帝が狩猟から帰ってきて留春院にやってくるという知らせが届く。毛子佩は、逃げる暇がなく、帝に見とがめられる。 幸いに張がうまくとりなしてくれたおかげで、言い逃れ、帝は毛龍を呼び出して子佩を連れ帰らせる。 子佩は、帰宅して父に怒られるが、院中の美人が薛梅に酷似していると感じていた。そこへ、ちょうど張書昭が子佩を訪ねてきて、太監からの招きという。 これにより、子佩は、太監に扮して、遂に薛梅に会うことができ、二人は互いに心中を吐露する。 そこへまたしても帝が現われるが、またもや張の機転で脱出する。 毛龍は、禍を恐れ、子佩を書斎に幽閉する。しかし、子佩は、三度めの後宮闖入を試み、またしても帝の来臨にぶつかる。 このとき、子佩は、宮女に扮していたが、意外にも帝に見初められ、后にされそうになる。 薛梅、子佩ともに従わず、言葉を荒げて帝を叱責する。帝は毒酒を賜い、自殺するように強要する。ここでも張の機転によって、二人は救われ、ついに添い遂げる。

 明朝正德年間,西台御史毛龍之子毛子佩,自幼與老師之女薛梅同窗共硯,結下純真愛情。一年清明節,梅隨父回鄉掃墓。從此音容杳茫,翌年,子佩奉父命往京攻讀。元宵出遊,忽聽薛梅所譜琴音。 即出洞簫相和和,聲音傳到引鳳樓撫琴的薛梅和張書昭耳中。原來是因梅已被強選進宮。與賣唱女張書昭為姐妹,當下由張引毛至樓前。 梅碍張在場,不便相認,此時忽報正德君獵罷,欲來留春院,子佩不及走避,被正德當場盤詰,幸得張巧計解圍,正德召毛龍領回子佩,子佩回家挨父親一頓責罵。 但感到院中美人酷似薛梅。恰張欲覓子佩,由太監來召,毛乃得艷遇。二人互吐衷曲。又逢正德歸來,由張再施巧計,救走毛出院。 毛龍怕惹禍,將子佩禁閉書房,後來又闖宮。又遇正德駕臨,子佩扮宮女,誰料被正德看中,欲納為妃,毛、薛不從,更嚴詞責正德,正德以毒酒賜死。虧張機智再救二人,終使有情人成眷屬。