海陸豐劇
陳三与五娘
田仲一成撮影;1981年農歴七月初二日、柴湾恵僑中元祭祀、恵僑劇団。



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 陳碧卿が元宵節に観燈に出かけ、彩楼の上の黄五娘から毬を投げつけられてこれを拾う。 陳は五娘に近づくため鏡磨きの職人に変装して、黄家を訪れ、わざと秘蔵の鏡を割って、弁償のために債務奴隷となって住みこむ。 しかし、家法は厳しく、五娘に近づけないまま、黄家と林家との縁談が進行する。 陳はあせり、あきらめて去ろうとするが、侍女の益春に止められる。 益春は、機転を利かせ、陳に盥の水を五娘の部屋に持って行かせる。 陳は五娘に恋情を打ち明けるが、拒絶される。 絶望した陳は益春にその旨を告げて去ろうとする。 益春のとりなしで二人は、密会に成功、陳はしばらく黄家にとどまったあと、機を見て五娘・益春を連れて泉州に駈け落ちする。

 元宵節,陳三(碧卿)到城裡去觀燈,黃五娘彩樓上拋毬,陳三拾之。陳三為了接近 五娘,裝扮磨鏡工匠,訪問黃府,將受託磨光的家藏貴鏡故意落下以致破壞,黃家要求 賠償,陳三將自己賣於黃家,作為僕人住在黃府。但家法深為嚴格,不能接近五娘。其 間,陳三聽到黃家與林家之間進行婚約的風聞,焦急之至,想開五娘而將要離開。侍女 益春制之,心有一計,讓陳三將桶水運到五娘閨房,陳三告白愛慕之情,但被她拒絕。 陳三絕望,決心離開。益春知之,誘引二人私會,陳三暫時住在黃家,帶著五娘及益春 私奔到泉州。