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江西省萍郷県元宵花灯会

(1992年12月 田仲一成撮影)

1992年の旧暦正月十五日の夜、田仲一成により萍郷県城にて撮影。

周辺の郷村市鎮から、いろいろな芸能が繰り込んでくる。主に魚、蟹、貝、龍などのつくりものが行列を作って広場に入ってくる。闇の中でも見えるように、すべての作り物の中には、電球をいれて外から形がわかるようにしてある。主体は巨大な龍で、20メートルほどの長さがあり、数十人で操り、うねりながら行進する。その周辺にいる魚、蟹、貝などは、独りであやつる。この中に「旱船」と呼ばれる舟の作り物が動き回る。これら水族による行列は、昔から「魚龍蔓延の舞」と称せられたものである。春の到来を迎えて、地中の龍が昇天し、農耕に必要な雨水を恵んでくれることを祈る意味がある。また大頭和尚も登場する。隊伍の後方には、演劇の人物に扮した高脚芸が登場する。このなかに、武芸者により「拳術」が演じられる。春を招き入れる行事の特色がよく現れている。


這錄相是1992年,農歷正月十五日晚上,在江西省萍鄉縣城由田仲一成拍攝過的。週邊的鄉鎮居民帶着自己的曲藝到城裏廣場走進來。各個農村由「魚」•「螃蟹」•「貝」,以及「巨龍」等水族的模型(以竹紙制造的)組成隊伍而向城裏游行,集合在城裏廣場後 大大地展開各種農村的曲藝。在各模型之中裝備着電燈以使它們在黑暗中現出其形狀。主角是巨龍,長達二十公尺,由幾十個小船(叫做「早船」)也游戈以表現出海上海中的情况。這從來叫做「魚龍蔓延之舞」,是太平之象徵。面臨冬去春來時,農民盼望地下睡覺的巨龍早一些醒過來以使他向天界升上去,春夏之間,從天上給老百姓贈與雨水,使他們順利地做農耕。其間有大頭和尚,以及裝扮戲劇人物的高腳等加以色彩,又有由年輕人表演武術(拳術)現出農村的新的生命力等。總體顯出農村社會的接迎春天的熱鬧的氣氛。


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