儺戯 安順地戯
祀祖先
1990年9月3日 安順府詹家屯村 田仲一成 撮影



↑クリックしてスタート
(別ウインドウ)

↑クリックしてスタート
(別ウインドウ)

 中元節に当たり、祖霊を迎えて祀る。夕刻、祖先の位牌図を各家の祖堂から、野外の広場に持ち出して掲げる。 位牌図には、祖先の姓名の他に、三国蜀漢の英雄の奮戦する絵柄を描いてある。 ここの住民がかっての三国時代にこの地で活躍した蜀漢の英雄、劉備、関羽、張飛、諸葛亮、趙雲、馬超、黄忠などを祖先と見て、自らは、これらの英雄或いはその部下の後裔と思っているからである。 位牌図の前に紙銭をうず高く積み上げ、これに点火して祈る。併せて孤魂野鬼をも祀る。

 時逢中元節,迎接祖靈而祭之。時刻接近晚上,村民將祖先牌位圖奉持到家外,在野外廣場上,各自將它掛下來。 牌位圖上寫著祖先姓名,其餘白部分描畫著三國英雄奮戰的模樣。因為這裡村民將自己的祖先看作蜀漢諸將劉備、關羽、張飛、趙雲等一家人的部下。 牌位圖前面積累一大推紙錢,點火而迎接祖先光臨,並且對野鬼孤魂也奉上紙錢而鎮撫之。