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III. 儺舞
(5)貴池儺舞

1988年8月、安徽省貴池県毛坦村、王兆乾監修撮影のテレビ録画を田仲一成撮影


舞傘


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 童子面をかぶり、紅巾、紅衣に藍い褲子をはき、緑帯を垂らした巫童が傘を持って、舞台を片足とびで跳躍しながら、駆け回る。御幣を垂らした傘は、神霊が降臨して憑依する「よりしろ」であり、傘を振り回す動作は、神おろしを示す。銅鑼が激しく連打され、舞手は、一段の動作が終わるごとに、七言詩の句を唱える。村人の平安と五穀の豊穣を祈る。

 巫師戴上童子面具,紅布纏頭,穿上紅衣藍褲,帶上綠帶,手持長柄大傘,大傘周圍垂着五色紙條,是諸神下降而所憑依之處。童子在舞台上用一腳跳舞,同時旋轉大傘,招引天界諸神。樂師擊打鑼鼓,每一段,童子唱出七言詩,預祝五穀豐登,村落平安。