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獅吼記


1982年。香港筲箕湾譚公廟 田仲一成 撮影



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 黄州太守、陳季常は妻の柳玉娥が午睡しているのに乗じて,親友の蘇東坡と共に北里に游ぶ、玉娥は、これを嫉妬して、憤り、季常に命じて、頭上に灯を載せて長時間、池端に跪坐する罰を課した。元宵の佳節,皇帝は臣下と宴を開いた、東坡は、席上、玉娥の行為を「婦道に違反している」と非難した。これに対して、玉娥は皇帝に東坡の非難を不当と訴えた。宴席に居合わせた,皇后をはじめとする女性陣は、皆、東坡を非難して、その結果、東坡は罰せられた。東坡は納得せず、玉娥に復讐するため、季常を雪見に誘い、表妹の琴操に季常を誘惑させ、嫉妬深い玉娥を苦しめる策に出る。好色の季常は琴操を一見しただけで、その艶姿にほれ込み、妾にする。しかしすぐに玉娥に露見して、又罰を受ける。東坡は玉娥のやり方を腹に据えかね、季常に玉娥を離縁するように勧める。玉娥は収まらず、皇帝に訴える。皇帝は季常に味方し、琴操を妾に納れること許す。娥は、憤り、卓上に置いてあった御賜の毒酒を飲んで自殺を図る。季常は慌てて謝るが、娥の命は絶望と思われた。しかし、皇后が毒の砒素を醋に取り換えてあったため、玉娥は一時、気絶しただけで一命をとりとめた。季常は琴操を妾にすることをやめ、玉娥と和解して、夫妻は元の鞘に収まる。