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相声


1982年4月23日、香港寿臣劇院 田仲一成 撮影


演目:陰陽五行
演唱者:侯宝林(向かって左)、郭全宝(向かって右)
経歴:

①侯宝林


北京人、12歳で芸を学ぶ、初め、京劇を学ぶ、後に、街頭で演じながら、常宝臣、朱潤泉に相声を学ぶ。1940年天津芸楽戯院で正式に舞台に上がる。1945年から大軸(真打ち)を務める。天津での上演5年間は、侯の黄金時代である。諸家の長所を取り入れ、独特の風格を備えて、著名な相声演者となった、得意演目は、『売布頭』、『戯劇雑談』、『改行』、『空城計』、『戯劇与方言』、『関公戦秦瓊』、『酔酒』、『陰陽五行』など。

②郭全宝


北京人、8歳から芸を学ぶ。前後して京劇と相声を学ぶ。。11歳で、相声の老芸人、于俊汲に師事。1953年、中国広播芸術団説唱団に参入、侯宝林、劉宝瑞、馬季、郝愛民などと共演した。50年の芸歴の中で、独自の芸風を確立、独演、共演ともに長ずる。とくに対口相声(掛け合い)では、間合い絶妙、ユーモアにあふれ、「感情充満、口跡流動」と評せられた。独演でも。ユーモアに富む風格、表情は躍如、擬声擬態を演じて、人物を髣髴せせた、得意は、『買猴』、『夜行記』、『借火』、『打油詩』など。